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池波正太郎 「黒幕」 「あばれ狼」 (新潮文庫)

先に買ったのが、「黒幕」。
裏のあらすじにある、夫の仇と結婚してしまう女性の話(「猛婦」)が気になったので。
武士の時代を取り上げた話が多いですね。最後の1つだけ、明治維新後です。
11編入り。

IMG_0954-1.jpg

それが結構面白かったので、爺やの棚から拝借したのが「あばれ狼」。
7編入り。
博徒や盗賊が、情の移った女やら生き別れの子供やらのため、命を捨ててしまうような話がいくつか。
短篇集はいいですね。気楽に読める。

IMG_0954.jpg

池波正太郎=鬼平、というイメージでして、真田一族の興亡がライフテーマと言うのはこの2冊を読んで知りました。
そして、上杉と言えば謙信、武田といえば信玄、真田といえば幸村が浮かぶんですが、生き残った信之(信幸)の話が結構出てきます。
「男の城」では正妻の眼を盗んで於順という娘に興味を示し、「獅子の眠り」では隠し子の存在が明らかになり、「命の城」「幻影の城」にも登場し……と。
どこまでがフィクションなのかわかりませんが、嫁の小松の方が強かったことは史実のようです。
全然歴史は詳しくないので、wikiで調べて、名胡桃城は跡しかないんだな~沼田城も公園になっているのか~という感じです。
(大河ドラマ「真田丸」のためか、史跡を巡る旅の案内サイトがいろいろ出てくる)

現代ものの、人の醜さや生きづらさが綴られたリアルな小説に飽きたら、歴史ものもいいですね。

| 日記 | 23:33 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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