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楡周平     「『いいね!』が社会を破壊する」(新潮選書)

最近本や新聞を読まない人が若者を中心に急激に増加して、活字離れが深刻な状態にあると巷間言われている。

 しかし、活字離れは本当のことだろうか。電車に乗ると、8割くらいの乗客がスマホに何かを入力したり、情報を読んでいる。ある高校生は一時間にメールのやりとりを300件しているそうだ。大学生に一日スマホを持たせないで行動させると、ノイローゼになりおかしくなってしまうそうだ。

 レベルは別だが、書く、読むことはかってより人々には沁み込み、活字離れではなく、活字に寄りかかって生活している。
 世の中の大きな変化に「活字離れは深刻」などと声高に言って、活字によりかかっている現状を認めないで対応ができないようでは出版業界は大丈夫なのかと思ってしまう。

 小説家を志願している人は全国に推定10万人いるそうだ。その人たちが小説家になるためには、各出版社が設けている文学賞を受賞しないと小説家にはなれないと思われている。

 しかし、以前流行ったような携帯小説。別に大金を払わなくても、書き物を発表する場は身近にある。
 ここから、ベストセラーになる小説家が生まれる可能性は高い。

ふんぞりかえって、文学賞こそ登竜門なんて言っていることを続けているようでは、出版社の未来はあまり明るくない。

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| 古本読書日記 | 05:46 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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