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村上春樹   「うずまき猫のみつけかた」(新潮文庫)

村上は今まで、私たち一般人と住んでいたり、見えたりする世界とは全く違った世界にいると私は信じていた。村上がそのままの感覚で、自分で住んでいる世界を描けば、私たちにはそこは異界であり、不思議なワールドだと感じた。

 このエッセイ集で村上は自分たちとは確かに違うことを再認識した。信じられないことだが、村上は中華料理アレルギーなのだそうだ。全く中華料理を受け付けない。だからラーメンさえ食べたことがないのだそうだ。中華料理屋やラーメン屋の前を通っただけで、本当に気持ちが悪くなるそうだ。

 今日本で、最も多い食べ物屋といえば中華、ラーメン店だ。いたるところにある。よく村上がこの日本で生活できるものだと感心する。

 その村上が仕事で中国・モンゴル旅行にでかける。
大連では日本料理。ハルピンではピッツア。長春ではボルシチ。モンゴルとの国境の町バーナーでは日本蕎麦を茹でてたべる。あとは、お粥と梅干、それに持参したカロリーメイト。

 これは何とも悲惨な旅行。中国を旅して、中華料理を食さないなんて。よく頑張って旅行を全うしたと感心する。

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