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中村航    「恋を積分すると愛」(角川文庫)

中村の作品では多分最も売れた作品だろう「トリガール」が映画化され、それに合わせて出版された短編集。

 実は2日前に読んで、感想文を今書こうとしたのだが、鳥人間コンテストを中心とした作品集になっていたことは記憶にあるが、中味が全く浮かんでこない。申し訳ないのだが再度読むような作品でもないし全く困った。

 夏の風物詩ともなった琵琶湖畔で行われる「鳥人間コンテスト」。最初は「びっくり日本新記録」という名のテレビ番組の一部の競技として放映されていた。第一回の優勝記録は数十メートル。それが今や15kmととんでもない記録がでるようになった。

 この短編集では、板場先輩とゆきながパイロットになって優勝を目指す。普通、2人も大人が乗ると、重すぎて不利になると思うのだが、そんなことは無いらしい。

 面白いと思ったのは、パイロットも実は機体の一部の部品。すなわちエンジンであり、部品も一年とかかけて、決められた身体に創り上げねばならないのだそうだ。そのために、厳しいトレーニングを行う。

この物語、パイロット同士が、飛んでいる間に恋の告白をするというのが中心となっている。

それにしても、私だけがわからないのか
 「愛を微分すると恋になる。つまり愛の加速度が恋ってことだ。」

愛し合っているのなら思いっきりエンジンを漕いで加速度をつけようということなのか。この理解できない独特な中村の言葉が、若い読者をひきつけるのだろう。

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| 古本読書日記 | 06:07 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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