FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

紀田順一郎    「20世紀モノ語り」(創元ライブラリ)

明治、大正、昭和そして平成と、四代にわたる事物の起源とその変遷をたくさんのエピソードを交えて描いた作品。

 コーヒーは明治8年泉水新兵衛という先覚者がフランスより初めて輸入し、客に提供したが、悪評フンプン。
「ちかごろコーヒーとかを飲みましたが、漢方薬にウシの乳をまぜたぐあい。どうもいけません。」

 馬車は明治3年新橋-横浜間に登場。4時間で走ったそうだ。車を曳いている馬が、のべつまくなし糞をしたり小便をする。これはまずいということでお尻にブリキ製の桶をあてがえた。ここからバケツ(馬穴)という言葉が生まれた。本当かね紀田さん。

 野球、サッカーに比べ、ゴルフ輸入されたのは大分遅く明治36年。野球でもまだバットを棒といっていた時代。ゴルフを紹介するのも当時かなり苦戦している。

 「長いサジの形の棒で、硬質のゴムのようなマリをすくい投げるのです。戯場と定めたところに直系六寸ばかりの穴を並べて掘っておきます。」

「さて、技をはじめるには、各自棒とマリを用意し、第一の穴から第二の穴に向かってマリを打ち送ります。そして、わずかな打ち法でマリが第二の穴にはいれば一穴の勝ちとなるが、敵も同じ穴へマリをいれて双方同穴となる半穴ずつの勝ちとなります。」

ランキングに参加しています。
ぽちっと応援していただければ幸いです。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

| 古本読書日記 | 05:57 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT














PREV | PAGE-SELECT | NEXT