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岸本葉子    「旅はお肌の曲がり角」(講談社文庫)

岸本さんの国内外問わず旅行したときに出会ったびっくりしたことを描いた旅行記。
最近は大きく変化してきたが、30年位前までの中国のトイレは岸本さん指摘するまでもなく私も驚いた。

 中国の当時のトイレのタイプが3つあった。

仕切りもドアもあるタイプ。外国人が宿泊するようなホテルはこのタイプが殆ど。ただ、ドアと底面との間が異様に空いている。だから、しゃがめば、お尻は丸見え状態だった。また、中国人はドアを開けたまましてしまう人が多い。或いはドアが閉まっていても鍵をかける習慣がない。だから、ドアを開けてそこに人がいる。開けた人はびっくりするが中の中国人は悠然としている。

 次は「仕切りありドアなし。」一般の公共トイレがこのタイプ。腰までの高さの仕切りはあるが、前方は開放されている。このタイプから、便器が無くなり、四角い溝が切ってあるだけになる。

 その次は「ドアなし、仕切りなし、囲いのみ」。トイレと他を分ける囲いはあるが、「個室」の概念は全く無くなる。コンクリート、あるいはレンガの壁で囲んだ中に、溝だけが三本なら三本、縦に並べて切ってある。ここではまだ「一穴につき定員一名」という原則が保たてられている。

 この原則が無くなるのが最後のタイプ。長い溝が横に一本切ってあるもの。人々は好き勝手に鳥が止まるように場所を決めて用をたすタイプ。

 これが普通ならば、皆前の人のお尻をみるように並ぶと思うのだが、中国人は、向かい合ったり、お尻を互いに突きつけて用を足すのだから、凄いと思う。
 全く民族の風習、習慣というのはこんなに違うのかとため息がでるほどである。

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| 古本読書日記 | 05:43 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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