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夏石鈴子   「逆襲、にっぽんの明るい奥さま」(小学館文庫)

子供は言うことをきかない、夫は理解するどころかいつもうるさいと邪険にする、姑はうるさく口出しをしてくるし、職場の上司には「真剣に働け」と叱られ、ママ友との関係には気後れする。それを吐き出すところがどこにもなく、ひたすら、今日も忍の一字で、暮らしている日本の最大のサイレントマジョリティ?である奥様の8つの物語集。

 PTAの総会で今村さんという主婦が強い声をあげる。

「今、会長さんが、働いているお母さんも、働いていないお母さんも同じですとおっしゃいましたが、私ははっきり言って根本的に違うと思います。働いていない方は税金を納めているんですか。年金は払っていらっしゃるんですか。国民の義務ってご存知ですか。納税、教育、勤労なんですよ。言わせていただければ、専業主婦の方々って国民の義務を果たしていないのじゃないですか。・・・それでも、何の係もしなくていいということなのでしょうか。
働いてきちんと納税もして、年金を払っている母親はPTAの係を免除してもらえませんか。そういう係は、働いていないで時間のある、あまり忙しくないお母さん方に負担していただけませんか。」

 今は殆どのお母さんが働きにでているから、こんな意見は出されることはあまりないのだろう。ということは、事態はもっと深刻ということだ。最近PTAは必要かとか、活動が大変すぎると新聞などで取りざたされることが多くなってきた。

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| 古本読書日記 | 06:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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