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西村賢太    「下手に居丈高」(徳間文庫)

 西村、相変わらずあっちこっちの出版社の担当者と喧嘩をしているのだろう。芥川賞作家が、こんなことを言っては失礼とは思うが、いよいよ徳間文庫から出版かと思ってしまう。このエッセイ集でも、東京MXテレビの深夜番組にレギュラーをもっていたのだが、何があったかわからないが、番組を途中でほっぽらかして局をでてしまう。

 単なる不精でめんどうくさがり屋だけのことだと思うが、西村寝るとき足元に尿瓶がわりの空のペットボトルを置いて寝る。寝る前に必ず缶ビール500ML缶と、焼酎一本を飲む習慣になっており、どうしてもトイレに起きてしまう。寝床からでるのが面倒(歩いて5歩だそうだが)、一回寝床をでると寝付かれなくなるからということでペットボトルを置いて準備しておくのである。

 このアイデアが素晴らしいと悦に入り、西村がその方法を解説してくれる。それがすごい。

 「注ぎ口は鋏で事前に広くカットしている。けっして大層なマラを持っているわけではないが、さすがにそのままでは狭くてせんたんは押し込めぬ。
 もしこれを我も実践と、思われるかたには、そのカットの際には鋏を一気に円周させて切り開くことをお薦めする。そうでないとギザギザの形状が残り、そこに竿の内側が当たると飛び上がるほど痛いのだ。
 使用後に水洗いをする必要まではないが、衛生上からもせいぜい一週間をめどにして、別の2リットルペットに取り換えるべきであろう。それ以上使い続けると妙な赤いコケがつきはじめ臭気のほうも酷くなる。」

 もう、実践者しかわからない言葉。しかしこれを読んで実践する人はいないだろう。

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| 古本読書日記 | 06:20 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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