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ペヤンヌマキ 「女の数だけ武器がある たたかえ!ブス魂」(幻冬舎文庫)

 女性にとって最も屈辱的な言葉は「ブス」。ブスは容姿のみにとどまらず、全人格を否定する。それを言われたとき、地の底に落ち込み絶望してしまう。

 著者は、それを逆手にとって、ブスと言われる女性たちと「ブス会」という集まりを作り、負けない「ブス魂」を発揮して、強く明るく生き抜く。

 著者は大学を卒業したが、演劇が好きで、就職はせずアルバイトをしながら舞台女優をめざしていた。大学卒業後一年たったとき、ネットで「アダルトビデオスタッフ」募集の広告をみて面白そうと女性でありながら、応募し採用され、アダルトビデオ助監督としてビデオ作製に携わる。

 これは変わっている。女性スタッフがアダルトビデオ制作現場でどんな仕事をして、どんな思いでいるのか興味深々で読み進める。

 しかし、こんなものだろうと想像の範囲内のことしか書かれておらず、特に女性だからそうなるのかということもなく拍子抜けしていると、突然、エッセイは、アダルトビデオ界から離れて、女性はどう生き、青春を送るべきか、人生論風に変わる。

 そんな薄っぺらなありきたりの人生論など本の帯には書かれておらず、帯はいかにものぞき見趣味をあおっている。それにそそのかされて買ってしまった最悪の結果になった本だった。

 私以外にも失敗した人はたくさんいただろうなと思ってしまった。

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| 古本読書日記 | 06:11 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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