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春風亭昇太   「楽に生きるのも、楽じゃない」(文春文庫)

 今やお化け番組「笑点」の司会者まで上り詰めた、大人気落語家春風亭昇太のエッセイ集。ただしこのエッセイ集は、20年前に書かれ本になったものを再出版している。20年前の昇太は、まだ「笑点」に出演していない。出演はこの本を出版した9年後。だから「笑点」でのネタは全くない。

 落語家にはなったものの売れてお金がはいる時代ではない。

 銭湯に行った帰り、アイスを食べたくなり、自販機の前にたつ。ポケットをまさぐるのだが、財布がない。全財産の5000円が入っている財布だ。青ざめて、銭湯までいってみるが、どこにも財布は無かった。

 アパートに帰り、すべての服やズボンのポケットをまさぐる。350円がでてきた。明日の寄席までの電車賃をとっておくと使えるお金は80円。どうやって今晩の飯を食べるか。

 お米をといで、炊飯器にかける。
それから、近くのコンビニまでゆく。80円で食べられるもの。あったカレーパン。

 早速アパートまで買って帰る。そしてパンをむく。右端に偏った場所にカレーが詰められている。そのカレーを取り出す。量がそれでは少ない。鍋に水をいれ沸かす。湧き上がったところでカレーをいれ、スープ状にする。

 これを炊き上がったごはんにかけて食べる。

 昇太は、発想がユニークで貧乏を生き抜く知恵を知っている。

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| 古本読書日記 | 05:48 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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