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野中柊    「グリーン・クリスマス」(集英社文庫)

 「恋愛だなんて子供っぽいことを言うんじゃないよ、サクラコ。恋愛なんて、おまえが思っているほどそんな上等なものじゃないんだから。生グサイ。恋愛なんかして結婚したら、それこそ不幸だぞ。恋愛が冷めたら、結婚してる理由がなくなってしまうんだから。恋愛なんてものは固形燃料で温めている鍋物とおなじで、ごく限られた燃料が尽きてしまえば、あっという間に冷めてしまうものなんだ。冷え切った残り物の鍋物くらいミジメなものはないじゃないか。」

 「ガラッパチの家の子だけがサカリがついたときの勢いで安っぽい恋愛結婚をして不幸になるの。」

 主人公サクラコに対して、父親、母親が言う言葉。本当に辛辣な言い回し。恋愛して結婚するのは構わないかもしれない。しかし、恋愛が冷めた、そのときそれでも2人で一つの家にいる意味、基盤が無いと結婚はしてはいけない。

 だから結婚前に、それが何であるかしっかり理解して結婚すべき。サカリがついた勢いで結婚してはいけないのである。

 それができない人たちが多いんだろうな。

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| 古本読書日記 | 16:24 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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