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ウィリアム トーマス クィック 「猿の惑星」(角川文庫)

 最近の政府、企業の最大の市場創造の関心はAI市場。社会生活や商品の中に、有用なAIを開発して、強力に普及推進をする。

 ときどきSF小説であるのだが、このAIが進化して、人間を支配しコントロールするという未来社会を描いた作品。この作品そのAIが猿になっていると思われる。

 よく読み込んでいないせいなのか、混乱しているのだが、冒頭、この物語の舞台は2029年と書かれている。しかし、最後のクライマックスの場面だと、3000年前の宇宙ステーションが発見され、それは西暦5000年のもの。ということは小説の舞台は西暦8000年のように思える。(どうも、この物語こういった辻褄があわない部分がちらほらある・・未知の惑星に到着したはずなのに、中国人がいたりして)。

 西暦8000年とします。宇宙ステーション オペロン号の宇宙飛行士デイビッドソンは任務の途中謎の磁気嵐にまきこまれ、操作不能となり、地球に似た未知の惑星に不時着する。

 そこは、逃げ惑う人間を猿が捉えて、支配する「猿の惑星」だった。

 さて、この宇宙ステーションというのがパイロットとして何人かの人間は乗り込んでいるが、実際の操縦、操作はコンピューターと猿が行い、人間は殆どすることが無かったし、不具合が起きても何かすることもできなかった。

 実は「猿の惑星」が3000年前にできたのは、やはり宇宙ステーションがこの惑星に不時着して、操作不能となり、この惑星に猿と人間が留まらざるを得なくなる。その時、何もできない人間に対し2M、3Mもの巨漢のゴリラが反逆を起こし、力関係が逆転して猿支配の惑星が出来上がった。そして、そこから3000年後にまで、その時の猿の惑星の誕生が創世記となり、宗教、神話に変化し伝わっている。

 この話は、猿も人間も平等で支配、被支配はなくすのだということで終了する。

 しかし、面倒なことは全部AIにやらせて、ぐうたらすごそうなんてしていると、いつか、AI(猿)の逆襲に襲われ、みじめな姿に人間がなるかもしれない。

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| 古本読書日記 | 08:56 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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