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ヤマザキ マリ   「望遠ニッポン見聞録」(幻冬舎文庫)

 映画などの和訳の字幕、吹替などを見たり聞いたりしていると、外人特に西洋人は本当にいつでもこんな喋り方をしているのだろうかと疑問に感じることがしばしばある。

 テレビで西洋人に街頭インタビューをする。いくら西洋人がフランクで思ったことを素直にしゃべると言っても、誰もがフランクというわけでもないし、ましてテレビのインタビューなんて慣れているわけでもないし。

 「もっと答えやすい質問をしてくれないかな。うん、そうだね。それならいい。ありがとう。つまり僕がどうしてこの世界に興味を持ったかってことだろう。簡単には説明できないけど、でも今は自分の仕事にはとても満足しているyp。そりゃそうさ。子供の頃からの夢だったんだから。わかるだろ。」

 女性でも
「もっと答えやすい質問にしてくれないかしら。つまり私がどうしてこの世界に興味を持ったかってことね。」
「かしら」「ことね」が連発されるのである。文法に幅や種類がたくさんあるわけではないけど、シャイな人だっているだろうし、おとなしく喋る人もいるだろうし、こんなに偉そうに陽気に立て板に水のごとく喋るわけではないのに。

 西洋人は、全部こういう喋り方をしているものだと完全に訳者は刷り込まれてしまっているように思えて仕方がない。

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| 古本読書日記 | 16:01 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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