FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

大槻ケンヂ   「大槻ケンヂのお蔵出し」(角川文庫)

 ハードボイルド作家の北方謙三は、雑誌の人生相談で、死にたくなったら、小説を50冊読めと言った。その中に太宰治を2冊いれろ。しかし、連続して読んではいけないと。

 それにならって大槻、50冊とは言わないが、この3作品を読めという。
沢木耕太郎の「深夜特急」。これはわかる。次に濱田成夫の「自由になれ」これは知らないからわからない。そして最後が何とも理解できないが、遠藤誠の「帝銀事件と平沢貞通氏」。

 遠藤誠は山口組の弁護士をしたり、オウム真理教の麻原からの弁護依頼を断ったり少し強面の弁護士。なぜにこの本が、死にたくなったら読まねばならない本なのか。

 帝銀事件の死刑囚である平沢について、冤罪、無罪だという本は多い。この本もその類の本だが遠藤がすごいのは事件の犯人を特定して名前まで公開していることだ。犯人は731部隊に戦争中所属していた諏訪中佐だと。私も読んでどきっとした覚えがあるが、死にたくなったら読まねばならない本とはとても思えない。

 バレンタインデーの由来になっている聖人バレンタインは3人いるのだそうだ。その中で最も有名なのが15世紀末アルザス地方に建てられたてんかん患者用の病院でてんかん病を治療することで名を成したバレンタイン氏からとられたいう説。バレンタインはてんかん患者の守護天使となった。病名も当時は彼の名前をとって「聖バレンタイン病」と呼ばれていた。

 現在のバレンタインデーのあり様からは想像がつかない由来である。

ランキングに参加しています。
ぽちっと応援していただければ幸いです。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ


| 古本読書日記 | 16:06 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT














PREV | PAGE-SELECT | NEXT