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大槻ケンヂ    「オーケンののほほん日記」(新潮文庫)

 この日記が書かれた1990年代というのは、パチンコ全盛期。パチンコ人口は3千万人にもなり、売り上げは30兆円に達した。今は急激にさびれ、パチンコ人口は970万人、売り上げも16兆円に減った。減ったと言っても16兆円とは大きい産業ではある。

 3000万人ということは、猫も杓子もパチンコにはまった。作者大槻も27歳のときに始めて、ビギナーズラックに恵まれ完全にはまったようだ。

 大槻はパチンコがでるでないは「パチンコ神」が決めていると主張する。だから、真剣に「パチンコ神」に祈り、ご機嫌伺いをしなければならないと言う。

 しかし、中には、あれは店が入ってくるお客をみて、誰にだすかを決め、遠隔操作でコントロールしているということをまことしやかに言う。だから、入り口付近に取り付けてある監視カメラに向かって深くお辞儀してから台に向かうという人もいる。

 90年代は日本が全盛で、アメリカを凌ぐのではないかと言われた時代。アメリカとの貿易摩擦が極大に達していたころ。だから、アメリカは日本たたきに必死だった。

 そんなとき、パチンコについてでた説が、アメリカ陰謀説。すべてのパチンコの出玉はアメリカ ペンタゴンがコントロールして、日本国家、日本人をだめにするようにしているという説。

 中には、機械に不具合が生じて、台をはずす時、白の配線を指さし、これがアメリカ ペンタゴンにつながっているケーブルだと言う人も登場した。

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| 古本読書日記 | 15:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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