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土屋賢二   「無理難題が多すぎる」(文春文庫)

 人間関係がうまくいかないのは、思っていることを率直に言い合わないからだ。十分に自分のことを知ってもらえば尊重してもらえる。これはおかしい。あいつを殺したい。憎いやつだ。こんな風に思っていて、率直に口にしたら、険悪になるばかりだ。妻は「言いたいことがあるのならはっきり言いなさいよ」と怒るけど、怒るようなことを考えているのだから、言えるわけがない。

 魔神が現れる。60歳になったら、一つ何でも願いをかなえてあげると。妻は世界旅行をしたいと言ったら、チケットが目の前に現れた。夫が30歳若い妻が欲しいと言ったら、途端に夫は90歳になっていた。

 留守電は、クレームか金の請求ばかり。だから、次のような留守電サービスにしてほしい。
「ピーと鳴ったら用件をお話しください。ただしピーは一時間後になります。」
「ピーと鳴ったら用件をお話しください。」と言った後「ピペ、パピ、プペ、プパ」と鳴り続けいつまでたっても「ピー」と鳴らない。

 毎週、毎週土屋先生、こんなことを絞り出して、週刊誌に連載している。ご苦労なことだ。

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