FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

桜井よしこ    「日本の決断」(新潮文庫)

 ここにきてまた安倍内閣の支持率が上昇している。昨日のNHKでは57%。安倍政権には批判的とされる朝日新聞でさえ54%である。今三つ巴になって代表選を繰り広げている民進党は本来政党支持率がアップするところなのだが、逆にダウンして7%にまで落ち込んでいる。

 この本は、民主党政権時代に桜井さんが書いた時事評論を収録している。だから、かなり今からみると色あせてはいる。安倍首相の考え方と近い桜井さんだから、その頃の主張は安倍内閣になって着々と実行されているから、あまり驚きやなるほどと新鮮に思われるものは無い。

 ただびっくりしたのは、鳩山内閣時、外相だった岡田現民進党代表が、日本総研理事長である寺島実郎氏をアメリカ大使に任命しようとしたという事実。寺島氏はアメリカ、中国、日本は位置関係を正三角形の等間隔でなければならないと主張、これを当時の民主党が飛びついて、アメリカとは距離をおき、中国に日本が近付く政策をとろうとした。

 結果鳩山さんはアメリカからルービン(愚か者)と呼ばれ相手にされなくなり、一方すりよった習近平からは、尖閣諸島領海に中国船が侵入する常態を作り、レアアース輸出禁止の制裁を受け、日本企業を震え上がらせた。

 こんな状態にならしめる寺島氏の駐米大使が実現していたらどうなっていたかぞっとする。日本は、自由、民主主義、法治を国の基本的姿として軸足を定め、ぶれることなく、世界に主張する国であってほしい。

ランキングに参加しています。
ぽちっと応援していただければ幸いです。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

| 古本読書日記 | 16:22 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT














PREV | PAGE-SELECT | NEXT