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井原美紀    「リコン日記」(集英社文庫)

 正直、よくこんな離婚に至る個人的なことを書いて本にしようと思ったし、出版社も本にしようとこれもよく思ったものだと読んで思った。

 こんなことを書く井原さんという人はどういう人かと思って調べてみると、会社を経営していて、流行雑誌を中心に活躍しているし、海外もとびまわっている。途上国の子供たちの識字率向上にも取り組んでいる大活躍な人だった。しかも、結構美人で自信をもって生きているという風格もあり、何でこんな人が離婚で苦しんだのかと不思議な思いがした。

 結婚半年後で、夫に愛人がいることが判明する。この夫、脇が甘く、愛人とやりとりした手紙などの証拠品を家に持ってかえる。普通、それだけでも怒り狂って、夫にせまる。5人も愛人との浮気が続けば、生活は持ちこたえられず離婚が普通である。

 わからないのは、離婚を決意して、その後の交渉を有利にするため、興信所に頼んで決定的現場を押さえた証拠写真レポートを入手。そこまでしても、彼を今でも愛している、戻ってきてほしいと彼の浮気に耐えたり、彼に懸命に愛想を使うところ。何のための興信所調査なのか。

 正直、関係者には関心のある本だけど、無関係な人たちにはどうでもよい本で、どうぞかってにやってという内容。 

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| 古本読書日記 | 15:28 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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