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新海誠    「小説 君の名は。」(角川文庫)

 田舎で暮らしている三葉と東京暮らしの瀧は、眠っているうちに不思議な夢をみて、起きると互いの体が入れ替わっていることがある。三葉は瀧になって東京にいるし、瀧は三葉になって田舎にいる。替わったときには、体の構造は変わっても、自分が瀧に或いは三葉に代わっていることがわからない。周りの風景や、友人たちに係って自分が変わっていることを徐々に知る。しかも、実は2人には時差があり、三葉からみれば瀧は3年先の未来からきている。

 しかも、三葉の住んでいる糸守町は、3年前、1200年周期で地球に接近するティアマト彗星が分裂して隕石が落ちて町が全滅して、三葉も含め住民500人が亡くなっている。

 これを、瀧が三葉の体にはいりこんで、隕石が落ちることを町民に教え、大被害を防ごうと歴史を変えることに挑むところが一つの読みどころ。
 普通の物語では、歴史は変えられないから、挑戦は失敗するのだが、この物語では奇跡が起きて、挑戦は成功し、全員の町民が救われる。

 しかし、もっとこの作品の面白いのは、三葉と瀧が入れ替わるたびに、日記がのこされ、それを読んでいるうちに、互いに恋心が生まれ、どうしても会いたくなる。果たして、うまく出会えるのか、ここがこの作品の読みどころ。
そして、ここでも奇跡がおきた。

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| 古本読書日記 | 16:17 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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