樋口卓治 「ボクの妻と結婚してください」(講談社文庫)
これは小説というより、今風のテレビドラマの脚本という趣だ。多分、ドラマ化もされたのじゃないかと思う。
売れっ子放送作家の修治がすい臓がんで余命6か月と宣告される。そこで修治はとんでもない企画を考え実行しようとする。生きている6か月の間に、妻に相応しい再婚相手をみつけてやることが実行することだ。
そこで自分が培ってきた人脈をふるに使い、婚活リサーチ会社の社長に頼み、妻にふさわしい男性を探してもらう。正直、そんな話、妻が承知するわけがない。妻は懸命に入院をすすめ、少しでも病気を治癒させようとするのが常識。また、こんな変な話にのってくる男性がいることもあり得ないし。
ところが、リサーチ会社でふさわしい相手を探してくれて、お見合いをし、結婚してもいいと相手の男性が言い出す。
このまま、上手く結婚できるのも変だし、さりとて結婚が壊れるのもありきたりと思って読み進めたら、少し変化球の終末が用意されていた。
それにしても放送作家というのは、常に面白いことを考えてようとして、何かヒントになりそうなことがあればしょっちゅうメモをする。
そんな中から、ひとつ。
「太っているドイツ人。ジャーマンポテット」
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