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今野敏   「二十標的」(ハルキ文庫)

 若者ばかりが集まるベイエリアのライブハウスで30代のクラブホステスが青酸カリを飲まされ殺される。同じころマンションで大手建設会社の営業課長が殺される。全く関係ないと思われていた事件が、ライブハウスの客に、この大手建設会社の秘書課の女性社員が一人で当夜ライブハウスに来ていたところから、関連があるのではとベイエリア分署の安積警部補が思いつき、2つの事件の真相を追い、安積班のメンバーが活躍する。

 実は真相は、よく推理小説で使われる交換殺人がなされたのだ。営業課長を殺した犯人と、クラブホステスを殺した秘書課女性社員があらかじめ出会って、お互いが殺したい人がいることを表明し、互いが面識も利害も全くない人を殺す。

 交換殺人は、交換殺人をしあう相手をどうやって知り合ったかが物語の一番重要なところになる。

 今でもあるのかどうか知らないが、この物語では、殺人犯同士の接触は一時期大流行りになったテレクラが使われていた。面白いところに目を今野はつけた。

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| 古本読書日記 | 21:02 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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