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有川浩   「ラブコメ今昔」(角川文庫)

 恋人を見つけるなんて難しそうと思ってしまうし、また見つけるのだったらどうやってするのだろうと興味がある自衛隊員恋愛、結婚コメディ短編集。この作品集によると自衛隊員も結構、普通の若い男女と変わりなく合コンなどを盛んにしているようだ。

 結構映画やドラマで自衛隊を扱うものが多いらしい。そんな時は、実際の自衛隊の戦闘機や戦艦などをつかう。自衛隊も宣伝にもなるから、積極的に協力する。

 そんなドラマの最後、ある士官がPKOの派遣で海外へ行くことが命じられる。原作は「頑張ってきます。」と士官は言うのだが、それでは感動が少ないということで、脚本家が原作を変える。士官が言う。
 「怖いよ俺・・・生きて帰ってこれるかな。」これに原作者と自衛隊広報部部長の一佐ががこんなことはあり得ないと怒る。そして部下の過去海外派遣の経験もある政屋一尉に聞く。
 領海侵犯の船を見つけたときお前はどうしたんだと。
政屋は答える。
 「逃がすかと思いました。」
 「しかし、ミサイルに撃たれたとか、恐怖は感じなかったか?」
 「いえ、まったく。むしろ、このときのために日頃訓練してきたんだ。逃がしてたまるか!という思いでした。それは追跡に加わった者全員の思いだったと思いますよ。怖いとか 頭をかすめもしませんでしたね。」

 今、中国が頻繁に接続水域侵入や領海侵入を繰り返している。それに対して国を守ろうと自衛隊員の意識、思いはここで書かれている通りなのだと思う。この自衛隊員の強い意志と行動を知った上での、私達は現在をどう考えるべきかが大切だと思う。

 それにしても、自衛隊員もブルーインパルス飛行隊員になると、そこらのスター以上にファンをたくさんもち、追っかけギャルなどもいたりして、そのモテ度はすさまじいものがあることをこの作品集で知りとても驚いた。

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