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山村美紗    「ブラックオパールの秘密」(講談社文庫)

 宝石や高価なダイヤモンドなどの中には、美術品などと同様、それが、どんな経路を経て宝石商の手にはいったのか怪しい由来をもっているものが少なくない。

 この物語、主人公のキャサリンが母へのプレゼントにと宝石店からブラックオパールを購入する。このオパールの裏地に米粒くらいの文字が彫られている。それは「水」という漢字。

 実は10年前に銀行強盗事件が起き、3億円が強奪される。犯人は3人だったが、すぐ分配して使用すると、自分たちが発見されてしまうので、ほとぼりがさめるまで、秘密の場所に保管しておくことになった。その保管場所がどこかわかるように、手元にあったオパールに一文字ずつ、彫っておき、その3つがあわさるとその場所がどこかわかるようにしておいた。

 ところが犯人の一人が、ひき逃げ事件で死んでしまい、その際、オパールが行方不明となる。残った犯人は、そのオパールが手に入らないと、隠し場所がわからない。それで、キャサリンのオパールを奪い文字を知ろうとする。

 でも、不思議なのは、隠し場所くらい教えておいてもよかったように思う。そうか、そんなことを教えておくと抜け駆けするやつがでるかもしれないから、こんなややこしい方法がとられたのか。

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| 古本読書日記 | 17:58 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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