FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

デュウィ・グラム  「オーシャンズ11」(新潮文庫)

 同名の映画のノベライズ作品。

 刑務所から保釈されたばかりの窃盗名人のダニー・オーシャンが、彼が刑務所暮らしの間に練り上げていた大窃盗計画を実行する物語。

 場所はラスベガス。そこの3大カジノ兼ホテル。「ペラージオ」「ミラージュ」「MGM」。

 狙う日はボクシングヘビー級世界タイトルマッチ タイソンの試合が行われる日。実は、ネバタ州賭博規制委員会の規定で、掛け金に相当する現金がカジノの金庫に保管されていなければならない。タイソンの試合がある日は1億5千万ドルが金庫に入っている。その金庫を襲うのだ。

 この金庫奪取のために、まず、ダニーの仲間であるラスティが加わり、更に最近までこのカジノを所有していてセキュリティシステムに詳しいルーベンが加わり、それに窃盗犯罪スペシャリストとして8人が全米から集められ合計11人により犯罪は行われる。

 完璧と思われるセキュリティシステムを破っていく場面や、現在のホテルオーナー テリー・ベネディクトを欺くところなどは、映画で見たほうが興奮するだろうが、本でもなかなか迫力満点で面白い。

 停電を起こす装置ピンチをカリフォルニア工科大学から盗むところ、11人を捕まえるためSWATが投入されるのだが、このSWATが悪党11人にすり替わり、堂々とお金を盗んで運びだすところは実に面白く楽しい。

 この小説では、古くなった大ホテルを新しいホテルにするために爆破するところがでてくるが、映画では無かったそうだ。これは当時ニューヨークの爆破テロが起こって間もないころで、その恐怖を引き起こさないための処置だったことを知る。あのテロは映画製作にも影響を与えたのだと思った。

ランキングに参加しています。
ぽちっと応援していただければ幸いです。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ


| 古本読書日記 | 16:30 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT














PREV | PAGE-SELECT | NEXT