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西尾維新    「屋根裏の美少年」(講談社タイガ文庫)


 少女漫画をみている雰囲気がいっぱいの作品。
中学校の美術室を占拠して、集合集会場所に使っている美少年探偵団。そこに主人公マユミは、男装して美少年になり参加している。

 この旧美術室の天井裏から33枚の絵がでてくる。この絵画よくよく見ると、世界の名画から、人がすべて消えている。まるで、人が誘拐され消えてしまったように見える。また、学校の講堂の天井や壁面に描かれた巨大な絵画。それはこの講堂を描いたものだが、そこからも生徒全員が消えていることがわかる。

 もともと存在していた人間や生徒たちがどうして絵から消えてしまったのか。その謎解きが物語となる。

 そのトリックは、推理小説ファンならば、これしかないという誰でもわかるトリック。その点では西尾らしい奇抜さは無い。

 主人公のマユミが謎解きのため、仲間を振り切って、敵対する中学校の生徒会長とバス停でであう場面。ここの描写が何とも少女漫画らしく、読者が胸キュンとするところ。

 ライトノベル。少年少女の個性もよく描かれている。楽しくはあるが、西尾としてはやや面白さに欠ける。

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| 古本読書日記 | 08:31 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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