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アン・モリス    「優しく殺して」(創元推理文庫)

 マイクとブレンダーは傍からみれば、羨ましいほど仲の良い夫妻。しかし、現実はマイクはブレンダーのすべてを支配するべく、横暴に家庭では振る舞う。ブレンダ―は家をでることを許されず、孤独感にさいなまれアルコール中毒に陥ってゆく。普通は、依存症を脱却させるため酒をブレンダーからとりあげたり、病院に連れてゆくべきなのだが、マイクは何と酒屋から酒を送り届けるようにする。完全なるサディストである。

 そんなとき、マイクが失踪して、何日かたって、川に彼の死体が浮かぶ。

 話はブレンダーが殺したのではないかと進んでゆく。しかし、常にアル中で浮遊しているブレンダ―が、果たしてマイクを殺して、そのマイクを運び川に捨てることができるのか。

 そうすると、よくこういう設定の推理小説での常套手段が登場する。もちろん、マイクを運ぶには共犯者はいることが明らかにされる。
 常套手段とは、実はブレンダーは、いつかサディストのマイクを殺そうと思っていて、そのため、アルコール中毒者を装っていたのだと。

 会話が作品には豊富で、いかにも英国作家が書いた小説だと思った。それなりに会話が面白くはあるが、内容は平凡。

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| 古本読書日記 | 18:15 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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