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金井美恵子    「迷い猫あずかってます」(新潮文庫)

 最近はテレビや本で、犬、猫をとりあげる番組、作品は、飼い主が異常に犬、猫に感情移入し、犬、猫の想いをわかっているがごとく代弁してあげるのが殆ど。その点このエッセイは、猫と人間をはっきり区別して、観察に徹していて、新鮮で小気味よく好感がもてる。

 独身女性で猫を飼っていると、自分は夕飯はカップラーメンくらいで済ますのに、猫にはヒラメや鯛の刺身だったり、ちょっとしたものを調理してあげる。
 「エサやったか」などは猫様に対して失礼千万。「お食事を差し上げたか」と言わねばならない。子供たちには「ほれ、食え」などと言っているのに。

 今や飼い猫は、家族の一員どころでなく、家族の中心にまでその地位をあげている。

 怒られそうだけど、ペットは「可愛い」というところまで行ってはならず、一緒にいれば「楽しい」とか「癒される」というレベルにしておくのが、正しい付き合い方のように思う。

 猫のおしっこを「スプレー」とか「マーキング」などとセレブな言い方になったのはいつからだろうか。昔の「かけしょん」のころに戻ってほしい。

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| 古本読書日記 | 06:19 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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