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中脇初枝      「わたしをみつけて」(ポプラ文庫)

 2つのことが印象に残った。

 主人公のやよいが准看護師として勤めている病院の院長が誤診で手術をして、緊急入院した患者を死なせてしまう。家族が不審に思い、院長に面談を申し込む。実は看護師長は誤診をしたことを知っていた。そのことを院長まで知っていたため、院長はやよいに看護師長が同席できないよう何か仕事を作り、面談に同席できないようにしてくれと指示する。
 そしてやよいはある操作をして、看護師長が面談できないようにした。それを看護師長が知る。その時、看護師長が言ったことが印象深い。
 「あなたは不幸な人たちと仕事をしてるのね」

それから、りんごの故郷津軽から集団就職してきた菊池さんが、就職先の八百屋で、その津軽弁を客にからかわれたとき、おかみさんが、この子は大事なりんご。遠く津軽からほっぺを真っ赤にしたまま、木箱に詰められやってきたの。そうすると八百屋のおやじが言う。「そうそう、おがくずをとるのが大変だったなあ」
 いいな、この八百屋の夫婦。

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| 古本読書日記 | 09:02 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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