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寺山修司 「書を捨てよ、町へ出よう」

他の本と並行し、時々読み進めていました。1か月くらいかかったかも(^▽^;)
なかなかかっこいいタイトルですね。

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前にも書きましたが私はギャンブルはしません。念のため。
CDの再生をランダムにしておいて、「次は○○がかかるかも」と予想を立てるくらいはしますけどね。

なんというか、センスや読解力に欠ける私には、難しい本だったかもしれない。
ここは笑っていいのか? それとも、作者は本気で提案・主張しているのか? と考えてしまう。
「遺書はきれいな字で書くように。巻紙に筆で書くのもいいが、死んでから読み方を聞かれても答えることができないのだから、草書体で崩しすぎない方がいい。水森亜土のイラスト入り便箋もやめなさい」
「自殺には、ふさわしい小道具が必要だ。赤い花一輪なんかじゃなく、もっとユーモラスな小道具がいい。
シカゴのハーレムで自殺した男の傍らに笑い袋があって、死体の横で一晩中笑い続けていたという新聞記事があったが、なかなか印象的だった」
などなど。

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競馬界のガンクツ王事件とか、片桐操・永山則夫の事件とか、知識もちょっとばかし増えました。
たぶん、この本を読まなかったら一生知らなかった。
食肉にされる馬たちが不運だといい、「彼等がどんな犯罪をおかしたというのだろう?」と嘆いた後で、
「もちろん裁きを受け殺される罪人もいる。だが、人間は食われない。小原保にしたところで、死刑後は手厚い葬りをしてもらえることになっている」
とありますが、ウィキペディアによると墓は小さい盛り土だけで、担当刑事が泣いたとかなんとか。
このエピソードより前に書かれたんでしょうね。

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「猫と女は呼ぶと逃げる。そして、呼ばないときこそやってくる。--メリメ」
↑引用されている中で気に入ったもの。

| 日記 | 23:42 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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