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長野まゆみ   「コドモノクニ」(河出文庫)

長野まゆみは私より八歳年下。私が大学生真っ盛りのころ中学生になる。
長野は東京で生まれ東京で育つ。私は信州の田舎。歳も違うから、重なる経験は殆ど無い。
それでも、エッセイのようなこの作品は、懐かしさがこみあげる。

 おしゃまで、ちょっと大人ぶってみようという少女の姿が目の前に現れる。
長野がおしゃまなころは、永井豪の「ハレンチ学園」が流行っていた。そのころはスカートめくりが流行した。今そんなことをしたら、犯罪かいじめで訴えられる。
 女の子は、ちょっぴり相手より背伸びしていることが小中学校の頃は大切のだ。読んでいる本、服装、アクセサリー、相手の子より上廻っている。それを自慢したい。
 男の子は、漫画のヒロインのようでなくてはいけない。スタイルもよく背が高く、細身で、運動も勉強もできなくては。人柄重視などありえない。

 1970年代前半の女子中学生の姿が、繊細な文章にのりはじけている。

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| 古本読書日記 | 11:43 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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