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歌野晶午  「舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵」(光文社文庫)

高利貸を口コミだけでやっている、独り住まいの強欲婆さんの家が火事になり、婆さんの遺体が焼け跡から見つかる。
 警察の現場検証が終え、立入禁止が解除されると、夜な夜ないろんな人たちが焼け跡に集まってくる。あの強欲ばあさんのことだから、警察が見つけられなかった、金目の物がまだ現場にあるのではと思って探しにくるのである。
 そんな中に中学生の3人組がいた。一人の子が絶対宝物があると強調して、他の2人を誘ったのだ。しかし、いくら土を掘り返しても何もない。そうなると引っ張られた子は嘘つきと引っ張り込んだ子をなじる。
 自分のプライドを守るため、その子は家から金塊3つを持って地中に埋め、それを掘り出し宝物があったと叫ぶ。そして他の2人に言われ、3つの金塊を分け前としてあげてしまう。
 しかし、この金塊は、家からもちだしたもの。両親に持ち出したのをばれる前に何とか取り返さねばならない。そこで、とんでもないことをする。
 この少年の行為と気持ちは少年時代の行動として共感する。あるよこういうこと。

 高校生は、携帯電話を家に置き忘れ、学校でそのことを知ると、もう人生が終わったかのように落ち込み落胆するそうだ。どこでも、いつでも暇があれば携帯電話をいじくっている。携帯は生きがいであり、生きている証。人生のすべてが携帯によりかかっている。

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| 古本読書日記 | 12:22 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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