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五十嵐貴久   「For You」(祥伝社文庫)

これは評価、感想が難しい作品だ。
80年前後に青春時代だった人、7-8年前の空前の韓流ブームの渦中にいて踊り狂った人たちだったら、この作品に感情移入ができて、共感もしたのだろうか。
 80年ころこの作品の舞台の静岡から東京は遠かったのは本当?静岡は田舎の地方都市だった?校則の厳しさ。当時の音楽、映画が差し挟まれ、高校生が今より奥手で、デートは手をつなぐのが精いっぱいということもそうだったのだろうとは思う。でも、少しも80年近くに引きずり込まれることはなかった。
 五十嵐は韓流ブームはずっと続くものだと信じてこの物語を創ったと思う。しかし、今は韓流ブームはどこかに行ってしまった。
 冬子の高校時代と、韓流大スターの取材がどこかでシンクロすることはわかるが、それにしても、シンクロするまでが長すぎる。500ページ近い作品で、シンクロするまでに400ページ近くを費やしている。
 多くの読者が途中で投げ出したのではないかと思う。

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| 古本読書日記 | 15:11 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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