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岸恵子   「風が見ていた」(上)(新潮文庫)

岸恵子   「風が見ていた」(上)(新潮文庫)
自伝的小説ということなので、ほぼ岸が経験してきたことが書かれていると思った。
岸は吉本公三郎監督にスカウトされ高校時代に映画デビューした。ところがこの小説では、フランス語の家庭教師来栖堯との最初のデートで、堯から初めての洋画に誘われ「美女と野獣」を見る。その後その「美女と野獣」の制作スタッフと出演俳優が「JAPAN」という映画製作で日本に来ていて、その出演者を探していた。堯がそのオーディションに映画を見た後、岸(この作品では衣子)を連れて行く。そこで監督が気に入り、岸が「JAPAN」に出演する。これが岸の俳優デビューとして描かれている。
 デビューきっかけがおとぎ話のよう。しかし、「美女と野獣」を演出したジャン コクトーに見いだされたことは事実。但し、これは岸がフランスに渡ってから。
 更に堯という渡仏前の恋人に実在モデルはいたのだろうか。この家庭教師がすごい。あまたの家庭教師依頼はすべて断る。結局家庭教師をしたのは岸と皇太子だけ。
 もし、モデルがいなくて岸が作り上げた人物としたら、凄すぎる。

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