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三浦哲郎  「モーツァルト荘」(新潮文庫)

三浦哲郎  「モーツァルト荘」(新潮文庫)
生まれたばかりの子供を置き去りにしたり、クリスマスイヴにおばけがでたり、ロックンロールで踊り狂うカップルがあったり、四季折々に起きるペンション「モーツァルト荘」で繰り広げられる出来事を連作短編で描く。
 今はどうなのだろう。ペンションというのは、相変わらず隆盛をほこっているのだろうか。私が若い頃は、とにかくペンションブームが起き、脱サラをして、ペンション経営をする人たちが続出した。
 ペンションは入れ代わり立ち代わり新しい客がつくわけではないのだから、この作品のようにリピーターによって成り立つのだろう。たいがいのペンションは主人の押し出しが強い。この作品のようにクラシック、モーツァルト フェチとか、野草や山菜とり、バードウォッチングや、釣りなどに一家言あり、それを押し出して、客にかぶせようとする。
 そういう主人と趣味や気があえば、リピーターになるのだろう。雰囲気や癒しでは経営はできない」。
 その意味で、この作品の中心であるペンションはリピーターで持っていることはわかるが、どうしてまたここに来たいと思わせるのか、全くわからない。魅力を感じさせない。「~荘」などと「荘」がつくペンションも貸家みたいでよくない。

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| 古本読書日記 | 19:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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