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桂文珍  「落語的学問のすすめ」 (新潮文庫)

桂文珍  「落語的学問のすすめ」 (新潮文庫)
文珍は先代桂小文枝の3番目の弟子。一番目が今は小文枝を継いでいる前の桂三枝。二番目が桂きん枝。その後が文珍。
 三枝は私が高校の頃、毎日放送の深夜番組「ヤングタウン」で飛び出した。三枝の番組の始まる時のキャッチフレーズを今でも思い出す。
 「ひとりぼっちでいるときのあなたに灯りを点す、便所の電球みたいな三枝でーす。」
高校の修学旅行のとき、はがきで応募して「ヤングタウン」の公開録音放送に行ったことをなつかしく思い出す。文珍はこの「ヤングタウン」で三枝の補助のようなことをしていた。
 この作品によると、京都の寺町商店街にあった京都花月はなくなったようなことが書かれている。
 京都花月にも修学旅行のとき行った。文珍は、亡くなった小染、八方、きん糸と組んで「ザ
パンダ」を結成し、落語を配役にわけて、演じていた。それを京都花月でみた。
 三枝は少し知性が前に出て、目線が高く落語は面白くなかった。そして三枝以上に面白くなかったのが、三枝の師匠である桂小文枝。
 京都花月はお客が殆どいなくて、我々高校3人組をいれてたった5人。初めて芸能人をみるということで、3人はかぶりつきで見た。
 小文枝がやたら長い「三十石」を演じた。あまりのつまらなさに、一緒にきていたK君がでかいいびきをかいて寝てしまった。小文枝がいやな顔をしながら、我慢して演じていた。そのとき小平君が目覚め、小文枝を指さし大声で「まだこのおっさんやってるの」
と言った。小文枝は座布団をひっくり返し、ぷっと頬をふくらまし、舞台のそでに引っ込んだ。ごめんなさい、小文枝さま。

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| 古本読書日記 | 17:04 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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