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海堂尊   「玉村警部補の災難」(宝島社文庫)

海堂尊   「玉村警部補の災難」(宝島社文庫)
現在の最新技術ではDNA鑑定の精度は4兆7千億分の1なのだそうだ。ここがよくわからない。現在地球の全人口は130億人。ということはDNA鑑定でのいっちは結果は100%正確ということなのか。頭が少しクラクラするが100%だと言い切っても間違いはないのだろう。
 しかし推理作家なら常に考えそうだ。
100%一致していることを打ち破るトリックは無いか。それを海堂が提示する。そしてDNA一致だからと言って、容疑者が必ずしも犯人では無いことを。しかし、現実にはまずできない。
 そのためには、容疑者に仕立て上げる人間から血を何らかの方法で抜き取り保存ができないといけない。更にその血を懐にいれ犯行現場まで運び、殺人をしてから、被害者の衣服に付着させねばならない。
 できるとしたら、血液検査をさせ、それを奪取して運ぶことが考えられるが、これだと殺人事件の犯人は逃れられるかもしれないが、窃盗犯として捕まることを覚悟せねばならない。
 合法的行為で、血を採取し運ぶことができる場合を海堂はこの作品で少し無理はあるが創造してみせた。

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