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池井戸 潤  「下町ロケット」(小学館文庫)

池井戸 潤  「下町ロケット」(小学館文庫)
言わずと知れた池井戸直木賞受賞作品であり代表作である。
組織には浮かばれるものと圧倒的多数の浮かばれないものが存在する。抜け目、ヒラメ、策略が渦巻く。大企業の社員は意識するしないに係らず、相手の気持ち状態がわからず、結果として下請け企業をいじめる。会社員の大多数はそんな中小企業に従事している。運不運もある。就職氷河期では、いくら良い成績で大学を卒業しても、大企業にはいれず中小企業に甘んじる学生が多数でる。
 ついてないよなと不満は募り不運をなげきばかりの人生を歩む人々が多数いる。
 そんな人たちへの応援賛歌である。
悪と正義がくっきりしている。悪の大企業がその通りと連想できそうなところがよい。それを痛快に蹴散らしてゆく夢ある中小企業。その中小企業がとんでもない夢をかなえる。
 今、不運と嘆いてる人々に、どんな人生だって腐らず上を向いて、痛快に生きていくことができると確信させる名作である。

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| 古本読書日記 | 17:53 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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