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高橋源一郎   「ジョン・レノン対火星人」(新潮文庫)

高橋源一郎   「ジョン・レノン対火星人」(新潮文庫)
高橋は私と同じ1951年生まれ。
高橋はあの頃東大にゆくための道、灘中、灘高を歩んでいた。当然のように東大受験をしようとしたが、安田講堂闘争のあおりで、東大入試はなくなり、仕方なく京都大学を受験する。
 しかし、高橋はこの受験に失敗。当時東大、京大受験を失敗した学生の行き所、横浜国立大学に入学する。この受験失敗が私は高橋の心にしこりとして残りその後を決めたように思う。
 横浜国立には、自慢の鼻をへしおられ、鬱屈したまがった精神の学生ばかりが集まった。
もう学生運動は、下火にむかいつつあった。しかし、横浜国立では、鬱屈が塊となって学生運動は続いていた。運動は過激になり、内ゲバが激化。その中で、亡くなった学生もでた。
 高橋は、東京拘置所にも服役。学生運動にのめりこむ。
学生運動時代が終わると、ポルノ、エロ映画、ピンクサロン、ビニ本、トルコ風呂など、エログロ時代がやってきた。社会へ対応できなかった一群が、こういった業界に身を投じ、単なるエロに変な理屈、思想がとりついた。この本を読み、そんな時代を思い出した。

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| 古本読書日記 | 17:47 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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