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誉田哲也  「あなたの本」(中公文庫)

誉田哲也  「あなたの本」(中公文庫)
小学生のとき、父の書斎の書棚に変わった本を見つける。「あなたの本」という本である。
「4月22日生まれる。健康な男の子」「4歳のとき、隣の家の柿の木から転落してけがをする。」「6歳で友達を相撲で投げ飛ばしけがをさせる。」
 今まで主人公が歩んできた道。怖かったけど今からどうなるだろうと読んでみる。高校は志望校を落ち、不良高校に行くがそこで頑張って浪人はするが私立大学に入り、卒業すると高校志望校に教師としての職を得る。いろいろあるけど、いい高校に教師の職を得てまあ安心だ。そこからはやっぱし怖くて読めない。
 その後は、高校の教師から、塾経営に転職。これが大成功して、金銭的にも名誉にても十分すぎるくらいの成功を得た。そこで、思い残すこともないと想い、「あなたの本」を手にとった。
 ある年の4月17日、唯一自分史で悔恨が残ることは致命的な病気で、最愛の妻を失ったこと。そこのところを「あなたの本」で確認してみると、何と妻恭子53歳が亡くなった11月17日が飛んでいて何も書かれていない。
 そして次に書かれていたのが、7年後の11月13日。妻恭子の看護方針を決める。11月20日看護方針を医師に伝える。
 どうなっているのだ妻の命日は。
最後に12月20日 妻の病気にたいしての画期的治療方法が発見され京都大学より発表される。

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| 古本読書日記 | 06:12 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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