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林望   「東京坊ちゃん」(小学館文庫)

林望   「東京坊ちゃん」(小学館文庫)
林は私より2歳年上、昭和24年生まれ。この作品は林が生まれて小学校卒業までを描いている。だから、きっと私と同じような環境や生活を味わってきたのだろうと思いながら作品を読んだ。
 私は信州の田舎、林は東京の下町住まい。そんな違いもあり、あまりなつかしいと思い出すところはなかった。それでも、釘刺しの遊びは懐かしく思った。釘を地面に向って交互に刺す。そして前に刺したところと新しく刺したところを線で結ぶ。その線で結ぶことができなくなって外へでられなくなると負け。それから、釘を線路に並べ、汽車が通ったあと、ペチャンコになった釘を手裏剣だといって投げ合ったのも懐かしい。
 プラモデルをつくるのに部品を貼り付ける。これに使ったのがセメダイン。手にいっぱいくっついて渇き後ではがすのに四苦八苦したことも思い出す。靴も短靴といってタイヤチューブのような靴を履いていたことを思い出す。林のこの作品では貧乏人の子供が短靴をはいていたと書かれてありちょっとショックを受けた。
 何しろ昭和30年代に、麻布中学校受験のために塾に通うくらいなのだから、私のような貧乏人とは大きな差があったわけだ。

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| 古本読書日記 | 06:02 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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