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金原ひとみ  「マザーズ」(新潮文庫)

金原ひとみ  「マザーズ」(新潮文庫)
子供を産んで育てるということは本当に大変なことだ。加えて、仕事を持っている女性にとってはまさに苦行である。仕事を持ちながら子育てができるのは、私の周りではその殆どはじいさん、ばあさんが面倒をみている家庭である。
 それ以前に私は女性でないのでわからないが、女性は本来子供を産んで育てたいという欲求が備わっているのだろうか。この本を読んでいると、とてもそんな風には思えない。母性本能とか、女性は子供を守り育てるものという社会通念が前提にあり、その通念は絶対的に正しいものであり、それが女性に対して重圧になっているように思ってしまう。
 夫は、仕事が大変という言い訳で、全く子育てを担ってくれない。それどころか子育ての鬱屈さを訴えても、聞く耳はもっていず、面倒くさいという表情ばかり。この作品は社会通念の枠を取り払って子育てにある事実を読者にさらしている。それだけに滅入る作品である。
 加えて3人の女性が登場するが、環境は違うようになっているが、それぞれに殆ど違いがなく、同じような場面が続く。それで600ページの余。とにかくうんざりするほど長い。

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| 古本読書日記 | 06:18 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

こちらのブログを参考に、本を2冊読みました。長き雨の烙印、面白かったです。
この本も気になりますが、イライラしそうなので、今回はやめておきます。育児は大変ですが、苦行ではありません。

| 茜 | 2015/04/01 19:01 | URL |

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
拙ブログが参考になったようで嬉しく思います。
またよかったら覗いてみてください。

| はなゆめ爺や | 2015/04/02 08:55 | URL |














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