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今野敏   「凍土の密約」(文春文庫)

今野敏   「凍土の密約」(文春文庫)
先の大戦は、日本がポツダム宣言を受諾することで終了した。
そのポツダム宣言の裏で、アメリカ、トルーマンとロシア、スターリンの間で領土についての駆け引きがあった。
スターリンが樺太、千島列島を加え、北海道の留萌と釧路に線をひき、その北をロシア領にすることをトルーマンに要求した。トルーマンはヤルタ協定でそんな話はなかったのでこれを拒否した。
 トルーマンは太平洋戦争の端緒となった真珠湾攻撃部隊が千島列島の単冠から出動したことから、ここにアメリカ軍基地を置きたいとスターリンに要求した。スターリンはその要求を蹴ったものの、北海道を分割所有できるのならという条件で、単冠の米軍基地を認めることにした。これを知ったマッカーサーが北海道分割を強烈に拒否したため、この話は沙汰やみになった。しかし、この物語は、実はトルーマンとスターリンは北海道分割の密約を文書にして取り交わしていて、しかも、それは現存するということで創り上げられている。
 もし密約所が発見され、プーチンに渡ったら。その発掘の過程で4人が殺され、それを敏腕公安刑事が追跡する。

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| 古本読書日記 | 09:13 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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