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斎藤美奈子  「あほらし屋の鐘が鳴る」(文春文庫)

斎藤美奈子  「あほらし屋の鐘が鳴る」(文春文庫)
本を読むことは、何の思想や哲学もなく、或は悩み、苦しみがなく、ただ趣味、楽しみのためでは本当に辛い。時間は長くとられるは、字はしょぼしょぼとして小さいし。それで、正直、これは面白いなんていう本に出合うのは、20冊に1冊くらい。
出版業界が不況なのはよくわかる。本読みは本当に鍛錬、苦行の場だと思う。
 でも、一貫した哲学、思想があると本読みは色彩が変わってくる。斎藤はとにかく男中心の社会が大嫌い。特にオジサン種族は身の毛がよだつほど嫌いな戦闘的フェミニストである。
 何を読んでも、何をみても、どこかに女性蔑視な表現や、風景はないかと血眼のように探している。こうなると、本読みは楽しくてしかたないものになるだろう。ケチをつけたい、ケチをつけたいとわくわくしながら読むのだから。
 斎藤の凄さは、銀行の窓口に女性行員がズラっと並ぶことさえ、女性を馬鹿にしていると主張するところ。本のタイトルにもなっているが、ここまでくると斎藤自身があほらしくはならないのだろうか。

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