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中島たい子  「ぐるぐる七福神」(幻冬舎文庫)

中島たい子  「ぐるぐる七福神」(幻冬舎文庫)
人は生きるために、生きる。
東京のあちこちにある七福神をまわる。祭ってあるご神体が必ず見られるわけではない。というよりご神体が見られる日は元日のみであったり、ともすれば12年に一回しか見られないこともあり、殆どみることはできない。だから、この中にあるだろうと想像して建物にむかって礼拝する。
 でもひょっとすれば実はこの建物にご神体はいないかもしれない、あるかもしれない。わからない。わからなくても祈る。わからないことが生きることであり、それが無限の可能性につながる。
 だから年齢に関係なく、20歳であろうが90歳であろうが、その先はわからない。だから生きるために生きるとなるのだと物語では言う。
 それにしても東京はうらやましい。色んな散歩のありかたができる。田舎ではウォーキングと名をかえ、無目的ひたすら歩くことが目的になる。本来散歩は本屋をめぐったり、喫茶店をめぐったりすることだ。しかし、田舎では車でまわらないとそんな巡る旅はできない。だから、ちょっとした物語も生まれない。

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| 古本読書日記 | 06:56 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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