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松本清張 「巨人の磯」(新潮文庫)

松本清張 「巨人の磯」(新潮文庫)
中編集。その中で「礼遇の資格」がすごい。清張の発想は奇想天外。フランスパンというのは数日すぎるとそこいらの棒より硬くなる。
何しろ殺傷した凶器がフランスパン。それでは、なかなか犯人はつかまらない。
最後の収録作品「東経139度」。古代神事 太占(ふとまた)を行っていた神社がすべて東経139度に沿ってあり、それ以外には存在しない。
 139を古代読みすると「ヒミコ」。邪馬台国は大和か九州で生まれ、やがて争いにまけ東に移り、耶麻台国の都を東経139度線上においた。むちゃくちゃな発想。緯度なんて考えは邪馬台国時代にはなかった。と思ったら、それは人間が後から発見したことで、そこが139度になることはずーっと以前より決められていたのだ。

| 古本読書日記 | 06:01 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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