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湊かなえ  「花の鎖」(文春文庫)

湊かなえ  「花の鎖」(文春文庫)
それぞれ3人の女性、梨花、美雪、紗月の章が独立しながら、物語が展開する。年齢は違っていても、この3人の女性は同じ時代、同じ地方都市で生きているとばかり思っていた。
 バラバラの3人が最後には関係が本当はあり鎖となって収斂していくのだと。
最後でびっくり。この鎖は祖母から父母、娘と縦の鎖になっていた。全く湊は読者を驚愕させる。3人の女性もよく描かれている。ミステリーというより、人生を描く質の高い小説と言ったほうがこの小説にあっている。
 佐村河内という偽の作曲家がいた。実際の陰の作曲家は何で唯唯諾諾と佐村河内に従ったのか、この作品の陽介と和弥の関係を読むとなんとなくわかるような気がした。
Kとは誰か。そこに引っ張られ読み進む。そこの展開、種明かしが鮮やかである。
 

| 古本読書日記 | 05:57 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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