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石持浅海   「扉は閉ざされたまま」(祥伝社文庫)

石持浅海   「扉は閉ざされたまま」(祥伝社文庫)
同じサークル仲間だった元大学生5名とその仲間の妹の6名が、かってのレストラン兼宿泊施設で同窓会を開く。
 主人公伏見が、花粉症で悩む新山に市販の風邪薬でよく効くという薬2種類を提供。酒をたくさん飲んだ後、薬を服用し眠ってしまった新山を、伏見が首を絞めて殺し、それを事故死にみせかけるため、風呂場に運び湯のなかに放置する。
 そこからの伏見の行為が奇妙。絶対新山の部屋に誰もはいりこめないように、内側ロックを締めるのに加えて、ドアストッパーまでをセットする。
 伏見はいずれは、ドアを壊すなり、窓を割るなりして誰かが部屋に侵入し、殺人が露見することは覚悟している。しかし、発見は死後10時間以上たってでなければならないと考えている。
 新山は臓器提供意思表示をしてドナー登録をしているが、東南アジアなどに旅行して買春ツアーに狂っている。そして実は性病検査で陽性反応を示していることを殺した伏見は知っている。そんな新山を伏見は許さない。法律では死後10時間を経てば、どんな臓器も提供できないことになっている。

| 古本読書日記 | 06:05 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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