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児玉清  「人生とは勇気」(集英社文庫)

児玉清  「人生とは勇気」(集英社文庫)
石川達三のベストセラー作品に「四十八歳の抵抗」という作品がある。自らのそれまでの人生を振り返り、今後を思うとき、人生の黄昏を前に落ち込むか、逆に今までの自分を捨てて
最後もうひとふんばりするか、男の節目になる年が48歳なのである。
 会社でも、社員を完全にふるいにかける最後が48歳。50歳には希望退職として、最高の割り増し退職金を用意して、それひっかかれと甘い釣り糸を垂れている。その獄門の釣り糸に対しどうするかを現実に考え出すのが48歳である。
 児玉はその48歳で、ディックフランシスの作品「配当」にであって人生が変わる。翻訳本でなく原書を読んだのである。ここから一層の本へののめりこみが始まる。そしてそれがNHK BSの「週刊ブックレビュー」の司会へとつながる。私もそのころレベルは低いが川上弘美の「センセイの鞄」にふれ、再度本の世界へのめりこむことを決意。
 「週刊ブックレビュー」のため月10冊は本を読んだと児玉はうれしそうに述懐する。私はあれから日に2冊読むことが習慣になった。
 私のほうが6倍もあれから本を読んでいるのに、幸せをつかんだのが児玉。私はそれでも児玉ほどではないが、毎日の読書暮らしで頗る幸せ感毎日味わっている。

| 古本読書日記 | 06:23 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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