笠原靖 「不屈の犬」(光文社文庫)
笠原靖 「不屈の犬」(光文社文庫)
作者は、普通の人たちとはかなり異なった凄い体験をしているのだろう。しかも、犬についての愛着、知識も大変なものだろう。
この作品もリキという犬が秋田から飼い主沢のいる東京まで、雪山、谷、鉄橋を傷つきながら駆ける姿を活写しているかと思えば、後半はタンザニアからケニアナイロビを目指して疾駆するリキが登場する。びっくりするような展開である。
しかし、不思議なのだが、作者は思いのたけを頑張って書いているのだろうとは思うが、緊迫感、躍動感が全く伝わってこない。はっきり言って作家のレベルに至っておらず、文章が下手ということ。
作者は、線でしか文章を書けない。それがあって、次にあれがあってというように。文は面と線の組み合わせで書かないといけない。よくこんな作品を出版するとショックを受けた。
作者は、普通の人たちとはかなり異なった凄い体験をしているのだろう。しかも、犬についての愛着、知識も大変なものだろう。
この作品もリキという犬が秋田から飼い主沢のいる東京まで、雪山、谷、鉄橋を傷つきながら駆ける姿を活写しているかと思えば、後半はタンザニアからケニアナイロビを目指して疾駆するリキが登場する。びっくりするような展開である。
しかし、不思議なのだが、作者は思いのたけを頑張って書いているのだろうとは思うが、緊迫感、躍動感が全く伝わってこない。はっきり言って作家のレベルに至っておらず、文章が下手ということ。
作者は、線でしか文章を書けない。それがあって、次にあれがあってというように。文は面と線の組み合わせで書かないといけない。よくこんな作品を出版するとショックを受けた。
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