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三浦しをん  「木暮荘物語」(祥伝社文庫)

三浦しをん  「木暮荘物語」(祥伝社文庫)
落語での現代版長屋物語。
ボロっちいアパートに4人が住んでいる。ボロアパートに住む人間は、どこか普通とは違う変人ばかり。大家は70歳を超えるのに、セックスばかりをしたがっている。一階の女性の部屋を天井の穴からのぞいている男。それを承知で、特に男を引っ張り込んでSEXしているところを見せて楽しんでいる女。その他、その女の元彼でストーカーをしてしつこくつきまとう男。その男を部屋に同居させるがSEXはしない女。
 こう書けば、何かいかがわしい物語、事件がおきそうな雰囲気なのだが、三浦は全く明るくからっとした物語にしている。変人は変人なりに不器用ながらも楽しい人間関係をつくっていく。それなりの質の小説にはなっているが、話が読者の想像の範囲内にはいっており
三浦にしては平凡すぎる内容であった。

| 古本読書日記 | 06:12 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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